『きけ わだつみのこえ−日本戦没学生の手記−』 [東大新書版]
日本戦没学生手記編集委員会編
東京大学出版会 1952年刊
初版『きけ わだつみのこえ』は 1949年秋に刊行されてから1年以内に20数万部の売れ行きがあり、1950年度のベスト・セラーに数えられた。 版元の東大生協出版部は(財)東京大学出版会として独立し、同出版会は引続き「三・六普及版」(新書判、300ページ)として刊行、後に新装本の「東大新書」の一冊として続刊した。 中野好夫氏の「あとがき」が新たに付され、年表と手記執筆者略歴が省略されている。 